岩本光弘さんは目が見えませんが、風や波の音を聞いてヨットを動かすことができます。岩本さんは東日本大震災で被害を受けた子どもたちを元気にしたいと考えました。そして去年、アメリカからヨットで太平洋を1万3000km渡って、途中でどこの港にも寄らないで、55日で福島県に着きました。目が見えない人がヨットで太平洋を渡ったのは、世界で初めてでした。 岩本さんは12日、世界のいろいろな場所で冒険した人に贈る「植村直己冒険賞」をもらいました。この賞は、5つの大陸のいちばん高い山に世界で初めて全部登った植村直己さんを記念してできました。 岩本さんは「目が見えなくなったときは死にたいと思いましたが、生きていてよかったです。子どもたちに諦めないことが大切だと伝えたいです」と話していました。 출처: https://www3.nhk.or.jp/news/easy/k10012282471000/k10012282471000.html
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